はい、こんにちは。
あれから3年。
ついにその日は訪れました。
そもそもの始まりは、2020年2月。
ミステリ作家の綾辻行人先生が、唐突に吉田直樹P/Dの名前をつぶやいたこと、パートナーである小野不由美先生がどうやらFF14をプレイしているらしい?というほのめかしがあったことが話題となりました。
もちろん綾辻先生と言えば、『十角館の殺人』を始めとする館シリーズでお馴染みの大御所で、吉田さんも『吉田の日々赤裸々』シリーズの中で好きな作家さんとして名前を挙げる方。
小野不由美先生は、『十二国記』シリーズでこれまた絶大な人気を誇る方。
お二人は京大推理小説研究会の同期で、そのままずっと京都で執筆活動をされているのです。
そんな方が吉田さんの名前を出したものですから、大騒ぎ。
コラボや対談を期待して、私はソワソワしていたのでした。
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そして、2020年4月。
そう、この短い期間に、世界は一変してしまいました。
全人類が先の見えないコロナとの戦いに突入し、あらゆる活動が制限されていきます。
次々と残念なアナウンスが届く中、綾辻先生と吉田さんの対談が企画されていたこと、コロナ禍で延期になってしまったことが発表されました。
やはり対談する予定があったのかと、ファンである私も残念でたまりませんでした。
でもそのうち収まって、きっといつか対談の企画も復活するだろう。
その日まで、お二人とも元気でいてくださるといいな。
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しかし、そう簡単に事態は収束しませんでした。
仕事はリモートメインとなり、学校も自宅学習またはオンライン学習となり、買い物に出ることも注意深くなり、マスクをし、アルコール消毒をする毎日。
私自身もコロナに罹って、一週間ほど自宅療養していたこともありました。
大きなイベントごとは全て中止、念願の地元名古屋開催予定だったFF114のファンフェスも例外ではありませんでした。
大事な方を亡くされた方もいました。
それでも人々は、開発されたワクチンを打ち、いくつもの波を乗り越えて、少しずつ少しずつ前に進んでいきました。
その中で、いつも変わらず友達と一緒に遊べるFF14のエオルゼアの世界は、綾辻先生や小野先生の描き出す未知の世界は、私にとって大きな安らぎであり、変わらずワクワクできる楽しみでありました。
そしてついに。
2023年5月。もう3年の時が流れていました。
綾辻先生の何気ないつぶやきに、おや?と思う私。
京都市動物園で、とある方と対談をされるというのです。
こここここれはもしかして?
次の日の先生のつぶやき。
最初は部分的なチラ見せ画像だったのですが、これはもう見間違えるはずもない、吉田さんのネックレスとジャラジャラ各種。
とうとう約束は果たされました。
昨日の対談のお相手は、
株式会社スクウェア・エニックス取締役/執行役員第三開発本部長ファイナルファンタジーⅩⅣプロデューサー/ディレクター&ファイナルファンタジーⅩⅥプロデューサー(肩書き長っ)の吉田直樹さん
でした。 pic.twitter.com/4SMp7UKj7C— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) May 16, 2023
良かったねぇ……本当に良かったねぇ……。
と、感慨深く思っていたらおまけが。
なんと、対談の後、吉田さんは綾辻先生の館にお邪魔して、真夜中過ぎまで大盛り上がりだったというではありませんか。
えええええ! 小野先生はもちろん、同じ京大推理小説研究会出身で、ご近所で仲良くされている法月綸太郎先生まで!?
そんな夢みたいな宴があってもよいものか!
吉田さん羨ましすぎるぅううう!
壁になってその光景を見ていたかったーーーー!!!
後日、好書好日さんで記事が公開されました。もういっぺん貼っておきますね。
ライターは吉村智樹さんだったのですね。関西に住んでいた頃はあちこちでお名前を目にしていた方だ。
吉田さんのミステリ遍歴や、綾辻先生のゲーム遍歴、もちろんFF16や双子館に至るまで、お二人のお話をしっかり深くまで掘り下げて書いてくださっていて、どちらのファンにも読み応えたっぷり。
小野先生のことについても、FF14のプレイヤー(ヒカセン)であることを丁寧に説明してくださっていて、「なぜこの二人が対談を?」というファンの素朴な疑問に答えています。
終始楽しそうな嬉しそうな様子が伝わってきて、こちらまで嬉しくなってしまいました。
綾辻先生、吉田さん、吉村さん、そしてこの企画を3年間守り抜いてくださった方々、本当に本当にありがとうございました。
これにて大団円!
コメント
とめどなく広がっていく交流…。
吉Pはいったいどこまでいくのか…w
>キャスさん
確かにどんどん交友関係広がってそう。
予想外のお名前が出てくるのを楽しみに待ちますw