第45回よしPレターLIVEのおさらい【京都FATE】


※画像も文章も大変多くなっておりますので、スマホ等からご覧の方はご注意下さい。

はい、こんにちは。
まさかの祇園祭真っ只中、京都FATE会場からのPLLです。

<動画&フォーラム>
TEST – FINAL FANTASY XIV Letter from the Producer LIVE Part XLV
FINAL FANTASY XIV Letter from the Producer LIVE Part XLV

「第45回FFXIVプロデューサーレター LIVE」の動画とまとめを公開! (2018/7/24)

迅速魔たまゆさんのPLL動画はコチラ。コメントも合わせて楽しみたい方に。
FF14 第45回プロデューサーレターLIVE テスト放送
FF14 第45回プロデューサーレターLIVE 1/5

 

テスト放送

モルボルTシャツを着たモルボルさんのテスト放送。珍しいハンドマイクスタイルです。
このシャツいいなw

試遊コーナーにご協力いただいた、デバイスメーカー各社様のご紹介です。

G-TUNEさんのFF14推奨PCサイトのリンクを貼っておきましょうね。

『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』推奨ゲーミングPC・ディスプレイ| マウスコンピューター【公式】
『ファイナルファンタジーXIV』推奨PC・ディスプレイのページです。デスクトップPCからノートPCまで、充実したカスタマイズと抜群スペックのパソコンが多数!パソコン(PC)通販のマウスコンピューターなら万全のサポート&長期保証で購入前後も安...

その他、三社様。

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FATE会場の様子など。

祖堅さんはこちらに。

ミニゲームスコア。

見ないで描いてみたシリーズ、アナンタ族。

吉田Pのサインブース。

そして、京都の四神相応の話になりました。
京都には四神それぞれに対応した神社があります。これらと平安神宮を回るとこんな色紙がもらえる「京都五社めぐり」というコンテンツがあるのです。
いつも御朱印集めをしているモルボルさんにはたまらないことでしょう。
え、このために前日入りして4時間京都を歩き回ったのw
でもこれはちょっとやってみたい。

他にも京都には月読神社(安産守護)や吉田神社(厄除け)などもありまして、光の戦士に縁の深い?土地となっております。

 

本放送

会場からの大歓声を受けてスタートです。
今日は2時間半のPLLとなりますが、会場の都合上、1分も延長することができません。

 

禁断の地エウレカ:パゴス編

パッチ4.36は8/7(火)実装が決定しました。
実装されるコンテンツは、禁断の地エウレカ:パゴス編。

ウォークスルー動画がありますよ!

ここが今回のキャンプ地のようです。

ゲロルトも来てる。

焚き火に当たる冒険者達。

ゲートが開いて、氷雪の地へ。

大きな構造物がありますね。かなりの高低差のあるマップとのこと。

ドードーさん。

グリフィンとモルボルかな。

温泉もあるみたい。

黄色の花が幻想的な場所。

洞窟の中かな。

雪ん子がいますね。その横にもなんか変なのが見えるけどなんだろう。

NMっぽいですね。

いよいよ中枢へ?

果たしてパゴス編でこの内部へ入ることができるのか。

報酬はコチラ。
ハリウッド女優っぽい名前が付いていることの多いFF11・FF14のモルボル。

バーミリオクロークを着たタルタルさんミニオン。
アネモス編のミスラ同様、胴装備も実装されるのかな?

最終段階の手前の黒杖。これにエフェクトが追加されるようです。何やら禍々しい。

 

コンパニオンアプリ

アプリは審査を出して、それが通ればリリースとなるため、リリース日を事前に発表できません。
審査が通った瞬間に、「明日からサービス開始です」というトピックスで告知をするそうです。

プレミアムオプションは月額540円。
お気に入りエーテライトは、テレポ代が半額になるタイプのものが一つ増えます。

リテイナーは、現在雇用している人数がMAX(4.35現在はデフォルト2体、追加最大7体の合計9体)だったとしても、その枠を超えて1体追加となります。

 

ザ・フィースト リージョナルチャンピオンシップ

現在は予選進行中ですよ。

モルボルさんのコミュニティチームも記念受験のつもりでチームを作って参戦してみたそうですが、50秒でコールド負けしたとか。

 

パッチ4.4コンテンツ特集Part.1

いきなりのパッチ4.4アート公開。
なんでしょうか、この帝国感溢れる絵は。そしてアルフィノそっち側?
影の狩人さんがそっと肩に手を置いていますが、果たして。

パッチ4.4タイトルは「PRELUDE IN VIOLET 狂乱の前奏曲」。
モ「いいことが起きる気が一つもしない」
前皇帝のソル帝が描かれているのも気になりますね。

公開は9月中旬予定です。
(…ということは、9/18辺りでしょうかね~。知らんけど)

 

メインクエスト・サブクエスト

お、ドマ町人地は完結ですか。

 

インスタンスダンジョン

ザ・バーンがダンジョンに! あそこの場面の続きかな?かな?
ノーマルのモシャーヌでモルボルをランダムに回転させて、吉田Pの激怒を買った担当者も今やケフカ戦を担当するまでに。
でも未だにあの時の吉田Pはトラウマらしいです。で、ハードでどうなるの?

ザ・バーン。これまた綺麗だなぁ…。

 

討伐・討滅戦

今度は朱雀
なんでも絵変わりが凄いバトルだそうですが。

 

レイドダンジョン

最後はアルファ編! そうか…やっぱりな…。
オメガは天下一武道会に参戦するのか、オメガとはなんなのか、その辺りも全部まとめて完結編です。

 

バトル関連

なんとロールアクションのスロットが、5個→10個になります!
救出フル活躍するのか?とか、スタン・沈黙使い放題やんけ!とか、それ前提のレイドになるのか?とかいろいろありますが、どうなりますか。
これでアメノミハシラソロがやりやすくなるのでは、と思ったんだけどどうだろう。そんなに変わらないか。

 

PvP関連

バーストをかける時のカウントダウンがしやすくなります。
HUDもようやくですね。

 

禁断の地 エウレカ 第3弾

今度は寒いところじゃないよ。
ロゴスアクションとは、DPSなのに一時的にタンクになれる、ようなシステムらしい。
このシステムは、エウレカ第4弾で重要になってくるらしい。え、まだシリーズ続くの?ヽ(・∀・)ノ
第3弾では、再び防具の強化ができるようになりますよ。

 

宝物庫ウズネアカナル

新ダンジョンが追加されます。
今回は床に巨大なルーレットが登場するそうで、全く新しいダンジョンとなる模様。

 

ギャザラー・クラフター関連

ドマ町人地釣りができるようになります!ヽ(・∀・)ノ
記載されてはいませんが、新しいお得意様も追加されますよ。

 

グランドカンパニー関連

大尉に出世できるようになります!
GC小隊は追いつきやすくなるそうです。私全然やってなかったので、緩和来てからやろうかなぁ。

 

ハウジング関連

ついにマネキンが実装されます。
コーディネイト一式を一括購入できるようになるので、センスの無い私はオサレなマネキンを探して買いたいのでありますよ。
自分のハウスにお店などのマークを付けて、ハウジングボードで見ることができるようになります。
「この区画のこの番地にお店があるんだね、行ってみようかな」などと遊べるようになるわけですね。

 

ゴールドソーサーアップデート

ジャンピングアスレチック

ハイブリッジのところにある巨石像のレプリカをゴールドソーサー内に設置し、120人で足場を登ることができます。
今後エオルゼア百景シリーズを増やしていくようですよ。
今まで登れなかった場所に登れるようになるので、SS撮影も楽しみだなぁ。登れるかなw

 

エターナルバンド関連

セレモニーオプション記念日が追加されます。記念日にはもう一回セレモニーができるようです。

 

グループポーズ

ついにキャラクターの走っているSSもグルポで撮れるようになります!
時間も虹も止まります!

 

その他

クリタワ解放条件からFATEをなくし通常のクエストで解放できるようになります!
愛用の紀行録分岐対応が入ります! もうサブキャラで検証せんでええのか! 一部だけだけど!
コンフィグサーバー保存になります!
つまり、PCとPS4の両方でやっている人とか、ネカフェでも自分の設定で遊びたい人とかが便利になります。

ここで前半終了です。
休憩のオトモはE3とドルビー・シアターのオケコンですよ。

 

モンスターハンターワールドコラボ スペシャルトークセッション

後半はCAPCOMから、エグゼクティブ・ディレクター/アートディレクターの藤岡要さん、ディレクターの徳田優也さんをお迎えしてのスペシャルトークセッションです。

吉「どうしてもプロデューサーに注目が行くので、良三さんの印象があるんですけど、生みの親こっち(藤岡さん)ですからね!」
藤「長くいるだけですよ」
吉「大元、モンハンの」

最初のモンハンのディレクターをしていた藤岡さんは、今回はアートを統括し、ディレクターを徳田さんに任せました。
徳田さんは最初のモンハンを見て、これを作りたいとCAPCOMに入社し、それから14年間モンハン一筋という秘蔵っ子。

では早速、モンハン側の最新トレーラーをおさらいしましょう。

竜騎士の武器は、ランスではなく操虫棍
しかしこのリューサンカッコイイな。

モンハン側の狩猟解禁は、8/2!

今回のコラボは、お互いに期間限定ではなく常設です!

そして、ようやくFF14側のフルトレーラーも公開ですよ!

モンハンコラボは、パッチ4.36と同時に解禁!

討滅戦でも討伐戦でも征魂戦でもなく、狩猟戦! さらにがあるよ!
なんとこの狩猟戦、リオレウスはヘイトが取れません
誰を攻撃するかはレウス次第なので、レウスの予備動作を見て判断し、攻撃をしてください。
吉「離脱も早いことしないと大変なことになりますので」
藤・徳「それ、モンスターハンターですよね?」

最初のうちはヒーラーも回復できるが、途中からリオレウスが恐ろしい火力を発揮するため、全員にとあるデバフが付与され、通常のヒールでは回復できなくなります。
こうなると、回復薬グレートでしか、回復できません。
モ「モンハンじゃん」
当然ですが、回復薬グレートは10個までしか持っていけません。
フィールドにはハチミツもアオキノコもありませんので、この10個を飲みながら戦ってください。

ノーマル リオレウス狩猟戦
・8人戦

極リオレウス狩猟戦
・4人戦
3落ちしたら終了(ヒザガックリのカットシーンアリ)
・2回までは、自動蘇生(リレイズ)アリ

今回、吉田Pが皆さんに謝らなければならないと言ったことが一つ。
モンハンと言えば部位破壊であり、FF14にも要素としては入れているのですが、グラフィックの部位破壊に関しては、国の認可を取っておりませんでした。
ギャンブルや飲食、お酒、タバコ、などゲームのレーティングには細かなジャンルがあり、一つ一つ認可を取らなくてはなりません。
FF14は部位破壊の認可を取っていなかったのですが、新しく申請するには拡張パックのタイミングでなくてはならないそうで。
吉「なんとかならないのかって言ったらむちゃくちゃ怒られて」
藤「プロデューサー兼ですしね」
吉「あと自分が取締役なのも忘れてて」
大変心残りであるという吉田Pは、次のタイミングで認可を取るそうなので、いつかリベンジがある…かも…?

コラボイベント参加条件。

リオレウス狩猟戦、極リオレウス狩猟戦の詳細はコチラ。
え、ソロチャレンジできるの?

今回の報酬。
レウス装備をそのまま持ってくるのではなく、エオルゼアの職人が作ったオリジナルデザインになっています。
染色不可、可能の両方パターンありますよ。あとは分かるな?

これは欲しい! 肉焼きセット庭具!

プーギーのミニオン。

もちろんアイルーのミニオンも。むっちゃカワイイんだけど!

そして最後は、マウント:リオレウス!
吉「まぁでも素材99とか絶対必要ですよこれ」
騎乗時のBGMもモンハンなんですよ! 太っ腹!

ここからはゲストを交えてのトークセッションです。

 

コラボイベントでこだわったところ

徳田:
ベヒーモスをクエストにするに当たって、いかにFF14の面白さ、ベヒーモスの面白さを、モンハンなりのアクションの面白さに融合させるか
ミールストームとかコメットとかエクリプスメテオとか、そういうギミックもお借りして、モンハンにアレンジするのは当然として、そこにベヒーモスならではのモンハン流のアクションっていうのをどう追加して融合していくかっていうところに関しては、かなりこだわって作った結果、両方のユーザーも納得できるような形には仕上がってきたんじゃないかなというふうに思っています。

藤岡:
最初にこの企画を徳田に相談した時に、僕たちがFF14のシステムの物を作っても、今更勝てっこないというか、僕たちの得意なアクションゲームとしてのコラボ感あるものにちゃんとしようね、ベヒーモスをお借りして僕たちなりのアクションゲームを作ろうね、という話をしました。
そこから独特のゲームシステムをどうアレンジしていくかっていうのをかなりこだわって作りました。

徳田:
役割分担だったり、フィールドに対して攻撃を与えるようなところはFF14のベヒーモスの面白さかなぁと思っているので、そこのところはできるだけ再現するような形にしていきたいなと。

吉田:
モンハンにコンテンツ的なルールを入れるのって、怖さもあったと思うんですけど。

徳田:
逆に言えば、この機会じゃないとできないことだなぁと。

藤岡:コラボだからこそできた感じはありますし、やってみないとわからないことがあるので、システムやゲームデザインのいい部分も感じられていい勉強になりました。

吉田:
おっそろしく面白く仕上がってるから、ホントに凄いなと思って。

藤岡:
アクションのデザインをしていた子が光の戦士で。

徳田:
企画をしてくれたリードゲームデザイナーも光の戦士で。

吉田:
なるほどね。
いや、うちの方は、グラフィックスは当然先端を行っているモンスターハンターワールドの方が上なので。
藤岡さんは空気感、世界に住んでる感を凄く大切にするじゃないですか、そこは何度もお話したり食事したりして知っていたので、どうやって馴染ませるかっていうところを…。
アジムステップ無かったらあれ本当に困ってたと思うんですけど、なんかモンハンにありそうなフィールドがあったんすよ、うち。

藤岡:
綺麗に合ってますよね。

徳田:
PV全然違和感ないですもんね。

吉田:
しかも呑気に歩いている草食系のもいて。絶対ここに来るだろうコイツって。

藤岡:
FFのああいう綺麗な空気感のフィールドに、リオレウス、うちのモンスターみたいな泥臭い奴がどう出るのかなっていうのが、僕自身も期待してて、チェックでこだわったというよりは、吉田さんの方がこだわられてたという感じがあって。
最初に僕たちが出したリオレウスのモデルっていうのは、今のワールドに合わせているので、ちょっと彩度が低いというか。

吉田:
そうですよね。くすんでいるんですよね。

藤岡:
それでライティングとかで上手く馴染むように雰囲気を出したんですけど、(吉田さんから)「レウスってもっと赤くない?」って。
「赤くしていいですか」って。いや全然いいですけど。

吉田:
うちのデザイナー達が、いただいたデータをそのまま再現してFFの描画エンジンに乗せて出したんですけど、チェックが来て「なんかレウス白いんだよな、これ」って。
今回のレウスは歴戦で、生きていて鱗が剥がれたっていうところもあるから、ディティールに凝っている分だけ、少し赤味が抑えられてる。
だけど、それはモンハンワールドのライティング環境下でそうなっているから、素のデータだけ見ても多分違うんじゃない?と。
確かに、まんまなんですって言われたら困るから、コメントで「もっと赤くないですか? こういう理由だと思うんですけど」って付けて(CAPCOMさんに)返してって言って。
そうしたら「確かにもっと赤いんで、赤くしてください」って。

藤岡:
そこはデザイナーも分かっていて、光の綺麗な室外に入れるとちょっと彩度落ちちゃうので、そこはむしろ赤いイメージを大事にしてもらっていいですよ、ということで。

吉田:
聞く前に赤いバージョンも作っておいて、実機に出してチェックはしてたんですよ。
「俺の知ってるレウスはこっちなんだよな」って。
で、赤いイメージでと(返事を)いただいたので、こっちをすぐ出してと。そしたらOKをもらえたので。

藤岡:
そういうこだわりのやり取りがずっとありましたね。
ベヒーモスもフルスクラッチしてるので、いただいたモーションもいくつか使わせてもらってるんですけど、アクションゲームするにはいろいろ足りない部分があったので、こちらで作った分も快くチェックしていただいて。
エフェクトの表現の仕方が随分違うので、記号的な物もゲーム的には入れたかったんだけど、同じような物を入れるとちょっと空気感に合わないというので、少しアレンジをさせてもらって「こういう表現でもいいですか?」と聞いたら、「もっとこういう表現を入れてみたらどうですか」というのも逆にいただいたり。
「じゃあそれを入れてみたらいいかも」ということで、より原作に近いイメージの物も入れられたかなと。

徳田:
あらゆる事で、一つ提案をさせていただくと、「もっとこういうふうにした方がいいと思います」という具体的な提案を返していただけたので、ディティールを上げるのに物凄く助かりましたし、クオリティが上がったかなと思いますね。

藤岡:
作る側もね、ちょっと筆が走っちゃって。知らんうちにいろいろ乗せちゃったっていう。
すいません。でもすっげー楽しかったです。

 

コラボイベントで苦労したところ

吉田:
いや、うちが苦労したのはだって、(CAPCOM側が)盛り過ぎなんだもん!
それが一番ショックだったよ。E3で見て「おーい、ちょマジか!」って思って。

藤岡:
吉田さんはやるといったらめちゃくちゃやる人だから、こっち気合入れまくってやったんすよ。
結構長く吉田さんともゲームデザインの話はさせてもらってたので、やっぱりこういう大きなプロジェクトのプロデューサーとディレクターを兼任するような人だから、「ガチでやりましょうね」って言っていただいたし、僕も「そうしますね」って言ったんで、これはもう相当気合入れようと思ってやったんですよ。

吉田:
いやー、常軌を逸してますね。
僕昨日プレイさせていただいて、フライテキストがおっそろしく見やすくて。あれ、入れません?そのまま本編に。

徳田:
そういう話が出るくらいにいい出来にはなりました。

藤岡:
攻撃の名前も出ますからね。

吉田:
あれが超分かりやすい。

徳田:
細かい点で苦労したところもあってですね、僕たちは通信ゲームですけど、マッチングサーバーしか介してないので、他人のデータを持ってないんですね。
FF14みたいに他人の攻撃のデータが見られない状態だと、そのものをやってもあまり気持ち良さが出なかったりするので、じゃあ自分だけの情報であってもどのくらいまで出せば、嫌味でもなくスッと入ってくるような形で、気持ち良く演出できるかっていうのは結構大変でした。

吉田:
あれは、自分が今どの攻撃を当てたかっていう視認性も凄く高いし、あれは初めてモンハンを触る人にもやりやすかったかも。
黙って持ってってもらってもいいかなって思ってました。
どうでした、そちらは苦労した事は。

徳田:
僕は難易度設計でした。
やりたいことをどんどん足していくと、とんでもなく難しくなってしまいまして。
それでもある程度チャレンジ性を残しつつも、新たに入った人もクリアできるレベルに落としてったのが、今回のアップデートのベヒーモスなんですけれども、難易度高い方もやっぱり面白かったので、そちらの方は極ベヒーモス討滅戦として後日配信する予定にさせていただきます。

吉田:
昨日聞いたら、品質管理チームが「クリアできねぇんだけど」って言って怒ってるって。

藤岡:
チェックできないって。

徳田:
最悪、僕を呼んでくださいって言っています。

吉田:
あ、下げないんだそこで。呼んでくれればやってみせるからみたいな。

徳田:
はい。

藤岡:
そこは苦労してるとこかな。

吉田:
そこでさ、方法を伝えるんじゃなくて、「呼んでください」っておかしいよね。

徳田:
実績はありますから。

藤岡:
いやでも何日かクリアできへんかったよね。

徳田:
僕、精鋭を集めて4回チャレンジしましたもん。
チェックチームとチューニングチームの子たちもやってて、そこも精鋭が集まってるんですが、3週間クリアできませんでした。

藤岡:
わー。

吉田:
はー。

藤岡:
フロアでやってるんですけど、クリアしそうな時はザワザワってしてくるんですよ。
「あ、クリアできるんちゃうか」って。

徳田:
チーム中がギャラリーになって。終わった瞬間(歓声が)うわぁあああー!って。大声援でした。

吉田:
それ、FF14の場合は極じゃなくて絶っていうんですよ。

徳田:
しまった。

藤岡:
絶にした方が良かったな。

吉田:
いやー、それはやりがいありますね。

藤岡:
期間限定なんで、そういうピリッとすることも面白いかなって。
どうしてもやり込みハンターさんは、強いモンスターを配信してくれってずっと言われるんで。
ちょっとその期待にも応えていきたいなというところですかね。

 

MHW開発チームに光の戦士はどのくらいいるの?

徳田:
リードゲームデザイナーの子がって先程言いましたけれども、僕が知っているだけでも20人以上います。
特にプログラマの子に多くてですね、凄く腕の立つプログラマなんですけど、あんまりリーダーシップを取るようなタイプじゃない子が、エオルゼアでは結構立派なFCのリーダーを長くやってるとか。
あとは、人数が結構多いせいでですね、FF14のパッチが当たる日にいなくなっちゃうんですよ。
「何でいないの?」って聞いたら「パッチの日です」って。
「あっ、確かに。そりゃしゃーないな」って。
何日も連続で定時で帰っちゃうんですよね。ワールドの追い込みの時期でもいなかったんで、なかなか大変ですけれども。ま、仕方ないです。

吉田:
そりゃねぇ…。
この(コラボの)ためだけのシステムって、みんな作るの嫌がるでしょう?

徳田:
今回はみんなノリノリで。
むしろ提案してくれましたからね。「こういう仕組みを入れなきゃマズイと思うんですけど」って。
「FF14らしいと思いますよ」って。

吉田:
誰に対してマズイんだよっていう話だよね。
ヘイトを取るのだって、内部カウントから全部作らなきゃいけないのに、ベヒーモスにしか使わないでしょう。
だから大概僕ら、ああいう提案をすると「え、だってそれベヒーモスにしか使わないんですよね」みたいな反応をされるじゃないですか。

藤岡:
されます。

徳田:
今回はみんな前向きで。前のめりでやってくれましたね。

藤岡:
ゲーム性の根幹なんで、やっぱりないとっていうのはあって。
スタート地点がそこなので、それは絶対入れましょうと。

徳田:
提案した時の嫌な顔がされませんでしたからね。
そりゃそうだよねって思いました。

吉田:
反応的にはどうだったんですか。初めてじゃないですか。そもそもモンハンの世界に他のゲームを組み込むっていうこと自体を、これだけ長い歴史があるのに一度もやってこなかった事を今回。

藤岡:
僕たちは元々FFの世界観が好きで、光の戦士も多いし、キャラクターとしてもベヒーモスが大好きなので、いつかこいつをアクションゲームで動かしたら凄く面白いんじゃないかなっていうのは、妄想としてあるじゃないですか。
他所様のキャラまでそうそうね、ひょいっとは出せないんですけれど、この機会逃したら無いじゃないですか。
なので「これやりたい!」ってなって。モーションの子も、絶対これフルスクラッチになるけどやりたい、って。
基礎のモーションから全てフルでやっております。

吉田:
その時、開発チーム的にはどうだったんですか。なにこんなもん持ってきてんだよ、みたいにはならなかったんですか。

藤岡:
作業量はもちろん多いんですけど、でもなんかこう、せっかくのコラボっていう大きなお名前をお借りしているので、やらなくちゃなという空気は最初から高かったです。
後はもう、それをどうちゃんとスケジュールに落とし込めるかみたいな。
凄く前向きな苦労をみんなしていました。

徳田:
絶対楽しくできるからやりきろうっていう空気でしたね。
楽しくしてやるぞっていうのが、提案したところからチームにありましたね。

吉田:
そもそもいただいた企画書見た時に、「これFF14の企画書だけど大丈夫なのかな」って。
そんな無理しなくていいんですよっていう。

藤岡:
吉田さんはずっと「モンハンぽくやってもらって全然いいんで」って言っていただいてて。
そうは思ってたけど、絶対もうちょっと寄せたろって思ってて。

徳田:
せっかくの機会ですからね、FF14の面白いところもモンハンに融合させたいっていう思いが凄くありました。

吉田:
こういう人達と一緒に仕事をすると大変なんだなって思いましたよ。

藤岡:
FFの方でも凄くいいこだわりを出していただいたので。

吉田:
そうですね。
うちのメインの企画担当者も、バトルシステムの担当者なんですけど、多分開発チームでナンバーワンのハンターなんですよ。
それこそ20人どころじゃないくらい、うちも当然プレイヤーがいるんですけど、その中でも全ソロ・全武器な奴がいるんですよ。
そもそも全シリーズやってて。そういう奴がいて。
この(コラボの)開発って、ワールドの発売前からやっているんですよ、我々。
でも当然発売前のROMを触らせてもらうわけにはいかないので、企画は先に出して、発売したのを見てから「なるほど、今回はこうか!」みたいな。
だからそいつにまずやらせないと。恐ろしいスピードでまず狩り尽くしてもらった上で、コンテンツに(フィードバックしてもらう)。

藤岡:
大体分かっていただいて。

吉田:
そうです。
そいつが昨日の放送を見てですね、「吉田さん、ちょ、あめっす」って言われて。
「俺何でも出せるんで、とりあえず行きますよ」っていうのを凄く言われました。
Discordで「あめぇっす」って。「ついていきます」って言いました。
「尻尾は任せろ」って言ったら、「空振りしてたじゃないですか」って。

徳田:
厳しい。プロハンですね。

藤岡:
画面抜かれてましたもんね。

吉田:
まぁそんなこんなで思い切ってやらせていただきました。

 

最後はCAPCOMさんからのお知らせですよー。
モンハンワールド、安くなります!

最後にお二人からご挨拶。
徳田:
コラボが決まった時に、吉田さんと「お互いのタイトルとユーザーに誇れるガチコラボにしよう」と約束させていただきまして、本当にその名に恥じないような素晴らしいコンテンツに2つともなったと思いますので、ぜひとも遊んでみていただけたらなと思います。
本日はありがとうございました。

藤岡:
吉田さんもよく言われているんですけど、日本のゲーム業界をもっと元気にしたいなというのがありまして。
自分達が抱えている大きなIPで、これだけのことをお互いが本気でやったらこんなに面白くなるんだぞ、と日本のゲーム業界が盛り上がればいいなと思ってチャレンジさせていただきました。
ゲーム業界っていいなとか、ゲーム作りたいなって、ちょっとでも思ってもらえる人が一人でも増えればと思って、今回やれて、本当にそういう機会をいただけたのも嬉しいですし、そういうコラボになったかなと思っておりますので、ぜひ興味を持っていただいた方は遊んでもらいたいです。
今日はどうもありがとうございました。

 

FF14側のコラボサイトはコチラ。メタディスクリプションをちゃんと書いてくれていると、こういう紹介の時分かりやすい。

ファイナルファンタジーXIV x モンスターハンター:ワールド コラボレーションイベント | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
この夏、モンスターハンターシリーズでお馴染みのリオレウスやアイルーがファイナルファンタジーXIVの世界に登場!

モンハン側のコラボサイトはコチラ。

株式会社カプコン:CAPCOM WORLD JAPAN
ゲームというエンターテインメントを通じて「遊文化」をクリエイトする株式会社カプコンのウェブサイト。ゲーム情報サイトをはじめ企業情報サイト、ネットショッピング、ファンサイトなど、さまざまなサービスについても紹介しています。

 

お知らせコーナー

まずはファンフェスから。
北米のファンフェスチケットが早々に売り切れた件に関して、コメントがありました。

前回のアメリカのファンフェスティバルは、発売開始から10時間でチケットが売り切れました。
我々も会場のキャパを上げはしましたが、今回は2分で6,000人のチケット待機列がネット上で発生してしまいました。
本当はコードを入力して、プレイヤーであることを確認してからチケットを購入していただく流れでしたが、チケット代理販売会社のサーバーが全ダウンしてしまいそうになり、急遽コードを入力するステップを、約500人分、一瞬停止させてしまいました
その瞬間に購入した方が、コードを入力しなくても買えたという報告をフォーラムに上げたことで、「なんでだよ」ということになったのですが、我々はその間の購入者の全調査をして、ちゃんとプレイヤーであることを全て確認いたしました。
いずれにせよ起きてはいけない事態ではあるのですが、例えば業者に渡ってしまっているとか、一人で何十枚も買い占めているプレイヤーというのはいないので、プレイヤーの手にきちんと渡ったことは確認できました。
いずれにせよ、キャパが全然足りないことは分かったので、まだ今回のファンフェスをやる前ではありますが、もし次があるならさらに(規模を)広げないといけないのかなと申し添えておきます。
日本はおそらく抽選方式を採りますので、似た状況にはならないかとは思いますが、方法も含めてまた検討していくべきかなとは思います。

ファンフェスのおさらい各種。

日本のフィースト大会にはビッグなスポンサーがつきますよ!

FF14は新生5週年を迎えることとなりました。

14時間生放送またやりますよ~。
吉「5周年ということで、普段より倍増した虫とか出てくるかもしれません」

なんと青森のねぶた祭りにねぶたを出しますよ!
若干ナマズオの方が存在感ある気もしますが…。

開幕には吉田Pも来場するそうです。青森生まれとしては、見たかったあああああー。
かなり有名な伝説の職人さんに作ってもらったとか。どなただろう。
近年は女性のねぶた師も登場して話題になっていましたしね。楽しみだなぁ。
モ「伝説の職人というと、ゲロルトですかね…って失礼なこと言っちゃいけない」
2基運行となります。企業のねぶただとそんなに大きくないタイプかなと思いますが、雪まつりの例もあるし、わからんなぁ。
絵柄としては、ヨツユとアサヒ、ヒエンとゴウセツ、の組み合わせの正統派ねぶたも見たかったー。
運行のタイミングで見られない方は、ラッセランドでの展示もあるかと思いますので、調べてみてくださいね。

青森ねぶた祭 オフィシャルサイト

チャン・ルーのジョブブレスレットも販売です!

吉田Pのは黒魔道士、モルボルさんのは白魔道士。

次は楽曲総選挙!
ベストアルバムを出すので、10曲選んでね、というアーティストっぽい企画ですね。
選べというのか…あの膨大な量から…。

https://ff14-music-vote.soundtrack.jp.square-enix.com/

無料ログインキャンペーンもやっておりますので、復帰勢の皆様、モンハンコラボ見に来ませんか?

gamescomもやりますよ。

ドルトムントのオケコンも。

横浜のエオカフェも期間限定オープン。
どうやらアメノミハシラ(オニオンリングかと思ったらゴーヤ?)もあるようだ。

エオカフェも4周年なんですね。
コラボカフェでこんなに長生きする店舗もそう多くはないのでは。
MMOのオフ会と相性が良いのが上手くハマりましたね。

スプリガンのぬいぐるみも出るよー。

待ってましたの世界設定本2冊目!!
この日はe-STOREの商品紹介が多くて、サイトのサーバーがダウンしっぱなし。

特典はマトーヤの帽子!
ドーラみたいに若い頃のSSかと思ったら違うようですw

 
最後に5周年を迎えたことに関して、お礼の言葉で締めた吉田P。
吉「ファイナルファンタジーのナンバリングタイトルとして、いつも言っていますが、皆さんと一緒に作っていくFFなので、これからもその勢いを駆ってですね、この夏のコラボ、それから4.4を作っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。本日はありがとうございました」

一気に駆け抜けた今回のPLLはここまで。お疲れ様でした!

これまでのPLLまとめはコチラ
FF14関連グッズ紹介はコチラ

 


モンスターハンター:ワールド – PS4

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コメント

  1. […] 第45回よしPレターLIVEのおさらい【京都FATE】京都からのPLLはパッチ4.4特集Part.1とモンハンコラボ。4.36のパゴス編、ザ・バーン、朱雀、オメガのアルファ編、アプリなど。後半ゲストはCAPC […]

  2. キャス・コッチャ より:

    途中、夕飯とかで観れてなかったのでありがたや!

    バーミリオクロークを着たタルタルさん、これもスコピオハーネスのミスラ同様、代表的なタルタルスタイル!
    こうなると次来るのはアイゼンプラッテアーマーかな?
    アネモス進めてないのでパゴス行けないのでリオレウスが楽しみです。まさかのみんなDPS…w
    モンスターハンター側の竜騎士の再現度もすごいよね。もうすぐ出るPC版でもこのコラボできるのかなぁ。
    できるならちょっと購入も考えたいところ。

    ミハシラ記事はまだ31階以降行ってないので見たかったけどお預け…w

  3. あるひゃ より:

    >キャスさん
    エウレカシリーズは第4弾までは行くみたいだし、オシャレ装備もかなり増えそうだよね。
    リオレウスは見て避ける感じだと難しいのかなぁ。
    火力で一気に叩き込むのがいいのかな?

    ミハシラ記事もう一本書くのでお預けね(^ω^)

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