Journey to Dawntrail: The 10 Year Adventure of FINAL FANTASY XIV のおさらい【PAX East 2024】

はい、こんにちは。

アメリカのボストンで開催された「PAX East 2024」において、FF14のステージイベントがありまして、「7.0黄金のレガシー」の発売日が発表されました。
これまでの10年間を振り返り、黄金のレガシーの新情報へと繋げられたステージイベントの模様をおさらいしてみましょう。

Journey to Dawntrail: The 10 Year Adventure of FINAL FANTASY XIV

ポップなフタ絵。

吉田さんが登壇して、何やら写真を撮っています。そのまま消えてしばし待機。

コージさんの紹介と共に登壇しました!

通訳はAimiさんです。

これまでの10年間を振り返る

累計アカウント数の推移

累計アカウント数は、この10年間で順調に増え続け、ファンフェスで発表されたように3000万に到達しました。
会場には、1.0から続けているレガシープレイヤーも多く駆け付けていたようです。

2.0 新生エオルゼア

新生ローンチ後、予想以上の大混雑によるサーバートラブルが発生しました。
7.0はサーバーをかなり増やしているので、大丈夫だと思います。
蛮神タイタン戦のような、かなり尖ったコンテンツも多いパッケージでした。
(30万アカウントが消滅したそうです)
ダークライトシリーズが最強装備でした。

3.0 蒼天のイシュガルド

レイドにノーマルとハードが実装されたのがこの時です。
ここからコンテンツが少しずつ多層化されていきました。
「レイドが簡単なんじゃないか」というフィードバックをいただいて、「よしわかった」と難しくしてみたら「やり過ぎだ!」と言われてしまい、そこからコンテンツやジョブなどを調整していくきっかけともなりました。
なんとしても開催したいと思っていたファンフェスが開催できた年でもありました。

4.0 紅蓮のリベレーター

たくさんのフィードバックをいただいて、ジョブのメカニクスやバトルコンテンツのメカニクスもかなり発展し、試行錯誤が続いていた頃です。
同時に、エウレカなどの多人数コンテンツやドマ式麻雀を実装したりと、いろいろなチャレンジをして、コンテンツが縦ばかりではなく、横にも広がっていきました。
PLLでは、皆さんのチャットに「Zzzzz」「No more Eureka」と書かれたりしていたんですよね。
いろんなチャレンジをしてくるからこそコンテンツの広がりがあるんだというふうに、今振り返ると思える、そんな拡張だったと思います。

5.0 漆黒のヴィランズ

FF14はMMORPGではありますが、RPGとしてどれだけ質の高いストーリーとバトルとの融合ができるかというのをやってきました。
その集大成に近いところが作れたのではないかと思っています。
皆さんのおかげで、RPGとしても随分大きく成長させていただけたというふうに感じています。
大勢のプレイヤーの皆さんが来てくださることにより、ニーズも様々になってきました。
そこに答えるべく、いろんな試行錯誤をしてきたのがこの頃です。

6.0 暁月のフィナーレ

MMORPGという終わらない世界ではあるんですが、節目ということで、一回目のフィナーレを目指すという物語の体験をお届けしました。
それと同時に、RPGのストーリーの評価もあって、多くの人に遊んでいただけるように、特にソロコンテンツ、それからソロや少人数でプレイできることをシステム開発に注力してきたタイミングでもあります。
皆さんにお待ちいただいたおかげで、新生から暁月までのストーリーに関わるダンジョンは、コンテンツサポーターを使って全てソロでクリアできるというところまで到達しました。
MMORPGは人と関わるからということで、FF14を手に取っていただけない方も多いです。
ただ、こういったソロ対応をやっていくことで、「じゃあ遊んでみようかな」とゲームに訪れてくださって、皆さんの本当に暖かいコミュニティの力に触れて、どんどん光の戦士が増えて育っていっているのを実感します。

 

7.0 黄金のレガシー 新情報

MMORPGとしてのさらなる進化

マルチプレイの強化として、エウレカやボズヤに続く、大型の多人数バトルコンテンツの開発もスタートしています。
7.1や7.2で「みんなで遊ぶ」ということを突き詰めていけたらなと思っています。
もちろん、ヴァリアントダンジョンなどの少人数コンテンツもやりながら、さらにラージスケールのコンテンツも作っていきます。

もう一つ重要なポイントが、「遊びごたえの強化」です。
改めて意識的に取り組んでいきたいなと思っています。
例えば、ボスのターゲットサークルがやけくそにデカくなっていったりとか。
ギミックの内容が似通ってきて「またこのパターンか」というのも、経験が積みやすくて楽ではあるんですが、自分でプレイしていて眠くなったりしてきています。
もうちょっとエキサイトメントを高めていきたいと思います。

さあ、ここで注意点です。
こういう話をすると、「やばい、また吉田難易度を上げようとしてる」と言う方はたくさんいらっしゃいます。
基本的にね、難易度を上げて皆さんを困らせたいというわけじゃない。
もっともっと興奮してもらうために、もっともっと新しいギミック、もっともっとオリジナリティのあるものを作っていきたいという、そういう意思表明だと思ってください。
もう少し、プレイヤーの皆さん一人一人が「工夫する余地」を、「自分だからこれができた」みたいな遊びごたえをちゃんと作っていきたいと思っています。

ですので、いろいろなチャレンジを、リスクも取りながらやっていこうと思うので、時折失敗して皆さんに怒られることもあるかもしれませんが、段々慣れてきてしまったFF14を今一度エキサイトをもって楽しめるように拡大させていこうというのが当面の目標になります。
こうなると「ジョブはどうなるのか」という心配がきっとあると思うのですが、ジョブに関してはせっかく節目のLv100が来るので、7.xシリーズで大きくバトルメカニクスをいじるというようなことはしません
今の延長線上にアップデートを行います。
まずはコンテンツ側のエキサイトメントを高めるというのを、7.1、7.2と徐々にやっていこうと思いますのでよろしくお願いします。

皆さんへのリワード(報酬)を大きく増やそうとしています
7.1から徐々に増やしていく計画になっていて、7.3くらいの時には今の1パッチの間の報酬が1.5倍くらいにまで増やせるんじゃないかと思います。

黄金のレガシーおさらい

レベルキャップに関しては、8.0でLv110にするのか、Lv150にするのか、はたまた一回Lv50に戻すのか、様々な議論を始めています。

発売日・アーリーアクセス日

7.0 黄金のレガシーの発売日が決定しました!
アーリーアクセス日:2024年6月28日(金)
発売日      :2024年7月2日(火)

もう一週間早めたかったのですが、エルデンリングのDLCも来ますし……?
一週間たっぷりエルデンリングを楽しんだら、そのままサマーバケーションに突入してください。
僕がやりたいからずらしたわけじゃないですからね? いやもちろん楽しみですけど。

コレクターズエディション リアルアイテム

黄金の箱が運ばれて来ました。
白手袋を渡されてアクセを外す吉田さんですが、途中で手袋を放り投げましたw

ヴァイパーのハイクオリティフィギュア。

新たなマップ。

愛用の紀行録。中身は皆さんで埋めてください。

革製のペンケース。

クルクル巻いてこんなふうに。

天野先生描き下ろしの特装ボックス。

コレクターズエディション デジタルアイテム

マウント「アーク」(FF9)は、変形します!

FF9のガーネットミニオンもありますね。
お好みに合わせてご購入ください。

必要動作環境

Windowsの必須動作環境が、Core i7-6700 → Core i7-7700 に変更になっていますのでご注意ください。
特定のグラボとの相性が悪いこと、6700のサポートが終了することなどが理由となっています。
HDの空き容量はできるだけ空けておいてください!

予約特典アイテム

予約特典アイテムは、ジタン(FF9)のミニオンと、経験値アップのアーゼマイヤリングです。

予約をしないと、アーリーアクセスの権利が付与されませんのでご注意ください。

FF16コラボ

FF16コラボは、4/2からスタートします。

7.0 黄金のレガシー 特設サイト

特設サイトもオープンしました。予約などはこちらから。

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー 公式サイトです。

次回のPLLでは、グラフィックスアップデートを実機でご紹介できると思いますのでお楽しみに。

吉田P/D挨拶

最後に、改めましてARRから丸10年、1.0から数えるともう13年に渡って、本当に世界中たくさんの人にサポートしていただいてFF14はここまで来れました。
我々がここまで歩んで来れたのは、本当に本当に本当にプレイヤーの皆さん、光の戦士の皆さんのおかげです。
今日お話したように、さらにこの先10年、20年、僕が死んじゃって機械になるかもしれないですけど、そうなったとしてもFF14を続けていけるように、皆さんと一緒に引き続き歩いていきたいと思います。
ありがとうございました! Thank you!

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