※この記事にはパッチ5.0のメインクエストのネタバレが含まれております。ご注意ください。
はい、こんにちは。
5.0メインクエストの膨大なヒントトークフォルダから、今日はアシエン・エメトセルクのヒントトークセレクションをお届けします。
4.xのラストで登場した時から比べると、大きく印象が変わり、心を揺さぶってきたキャラクター。
芝居がかった大仰な身振り、よく通る声、道化役かと思えば全体を見通す理知的な会話、時折見せる優しさと、実にいろいろな表情を見せました。
ヒントトークではアシエンの秘密を少しずつ明かしてくれましたよ。
ヒントトークのみだとちょっと繋がりがわかりにくい部分は、カットシーンで補足しています。
Lv72 レイクランド
エリディブスやヴァリスに出かけてくると宣言していたソル・ゾス・ガルヴァスことエメトセルクは、ミンフィリア奪還の現場を見物しています。
この時、既に私(光の戦士)の魂が特別な物であることを認識していたのですね。
Lv74 クリスタリウム
暁一行の前に初登場。いきなりの目アップはインパクトあるなぁ。
計画がことごとく邪魔されているため、襲撃に来たのかと思いきや、もっとアシエンのことを知ってみないかという予想外な提案。
最初から、一縷の望みを抱いていたのか。
Lv74 ラケティカ大森林
大森林に入った途端の再登場に「もう来たんかい!」と思った人も多いかもw
しかし、彼は有言実行の男なのでありました。
なぜその姿に?
聞きたいことはない
怒られた。
ファノヴの里到着後、ピラミッドの内部で地脈に飲み込まれたヤ・シュトラを救い出すエメトセルク。
指パッチンだけでなんでもできるのズルイ。
服を着せてくれたことで「紳士だ…」と私の評価が上がってしまうことに。
お決まりのアシエンのセリフなのですが、そこには哀しい響きがあります。
(じゃあ歩かなければいいのでは…なんで付き合ってくれるの…)
キタンナ神影洞に挑む前。
第一世界に、ほかのアシエンはいるのか?
イゲオルムは第十三世界をヴォイドに変えてしまい、失敗してしまった女性。
その生き残りが、石の家にいるウヌクアルハイ君です。
この二人の物語も見てみたい。
話したいことはない
Lv76 クリスタリウム
サンクレッドとミンフィリアの話にズバッと切れ込むエメさん。
おかげで話は進むわけなんですが。
ゾディアークとの関係について
「引っ張られる」か。なるほど。
お茶目か。
このセリフはヒントトーク好きには嬉しいセリフなのでした。
聞きたいことはない
Lv77 クリスタリウム
最初の災厄やゾディアークとハイデリンの生まれた経緯を解説してくれた後に、アシエン・オリジナルとして漏らした言葉。
怒るのもごもっともなのですが、もうちょっと聞きたいので。
オリジナルのアシエンと転生組について
もうちょっと突っ込んで聞いてみよう。
それなら、オリジナルのアシエンを倒せば……
ところで、エメトセルクの本名は?
聞きたいことはない
Lv78 コルシア島
カットシーンの登場のみですが、印象的なセリフが多かったー!
具体的な地名が登場すると、その人が生身の人間であったのだと実感しますね。
「思い出すわけもないか」と言われた時はドキッとしました。この顔w
Lv79 テンペスト
テンペストでは当然のことながらヒントトークはありません。
アーモロートの街並みを眺めながらちょこっとメモ。
旅人ラファエル・ヒュトロダエウスが、5年間住んでいたという理想郷のような国「ユートピア」に関する話をトマス・モアに聞かせる、というお話です。
その「ユートピア」の首都に当たる都市の名前が「アーモロート」なのです。「ユートピア」に描かれた「アーモロート」がどんな都市であったのか、拾い読みでメモしてみます。
・都市はなだらかな丘の傾斜面にあり、ほぼ四角形
・立派な建物(三階建、花崗岩かセメントか煉瓦)、ゆったりした広い道路、プライバシーというものはない
・10年ごとにくじ引きで家を交換する
・果樹・野菜・花など、園芸熱が高い
・長老会議による政治
・主となる仕事は農業、その他は毛織業、亜麻織業、石工、鍛冶、錠前師、大工など
・衣服は既婚・未婚や性別はわかるが、基本的に全年齢で単一の服を着る
・労働6時間、睡眠8時間、休み時間は学問に使う
・人口調整はかなり綿密に行われる
・屠殺などの汚れ仕事は奴隷がやる
・病人の看護は手厚い
・病苦などの尊厳死が許される反面、認められない理由の自死には厳しい
・食事中は音楽が奏でられデザートがつく
・資源は鉄・金・銀以外は豊富 貿易もする
・貨幣や金・銀は外国との交渉・交易においてのみ重要であり、国内ではほぼ価値を持たない
・あらゆる学問に精通するが、占星学には特に詳しい
・宗教観は様々で太陽や月を信仰する者もいるが、唯一最高存在のミトラスがいるという点では一致
・戦争を極端に嫌っているが、軍隊もあり、軍事訓練は欠かさない
理想郷として描かれた「ユートピア」に近いイメージであろう、第一世界のアーモロート。
それに近付こうとしながら道半ばで破綻したユールモア。
エメトセルクが取り戻したいと願った古代人の生活は、完璧な理想郷のようなものであったのでしょうか。
参考文献:世界の名著 17 エラスムス「痴愚神礼賛」「対話集」、トマス・モア「ユートピア」(中央公論社)
Lv80 終末のアーモロート
Lv80IDの「終末のアーモロート」ではエメトセルクのナレーションが聴けます。いい声だ…。
そしてハーデス戦へ。
ダージャはナプリアレスも使ってましたね。
損な役回り、なのに。
エメトセルクは最初、わかりやすくこちらを煽ってくる敵役、のように見えました。
けれど、彼は彼なりに失った大切なものを取り戻したくて必死になっているだけでした。
今より完全な世界があることを知っており、そこへ戻るために全力を尽くそうとしているのに、不完全な生命体がそれを阻む。
彼が光の戦士(闇の戦士)を通して視ていた「あの人」はどのような人だったのでしょうね。
神話においてハーデスの妻とされるペルセポネなのか、そんな単純な話ではないのか。
大仰な身振りもセリフも、演劇を愛し、劇団「マジェスティック」を育てたソル帝らしくて、人間味に溢れていました。
だからこそ、ポツンとつぶやいたこの一言がいつまでも響いているのです。
私が託されたのは記憶なのか、それともこの星なのか。
この先の物語で、再び彼の真実に出会う日は来るのでしょうか。
こちらの漆黒秘話もぜひご覧くださいね。
漆黒秘話 第四話「記憶されざる掌編」
ヒントトークセレクション:キャラクター編はこれにて終了です。
次からはいよいよ『漆黒のヴィランズ』の真骨頂?街の人々の変化するトークを追いますよ。
地味な上に編集に時間がかかりますが、マニアの方は気長にお待ちくださいませ。
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