第44回よしPレターLIVEのおさらい


※画像も文章も大変多くなっておりますので、スマホ等からご覧の方はご注意下さい。

はい、こんにちは。
パッチ4.3も公開されて一週間以上経つわけで、今更ではあるのですが、吉田P/D部屋からのPLLをゆっくりじっくりおさらいです。
メインクエストやリドルアナを攻略した後だとニヤニヤできる場面もあるかも。

<動画&フォーラム>
公式フォーラム
「第44回FFXIVプロデューサーレター LIVE」の動画とまとめを公開! (2018/5/18)

公式動画

迅速魔たまゆさんのPLL動画はコチラ。コメントも合わせて楽しみたい方に。いつも本当にお世話になっております。
FF14 第44回プロデューサーレターLIVE テスト放送
FF14 第44回プロデューサーレターLIVE 直前テスト放送
FF14 第44回プロデューサーレターLIVE 1/8

パッチノートも既に発表されております。

4.3パッチノート公開! | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
4.3パッチノート公開!

 

テスト放送

もっちさんのソロでスタート。

5月下旬からタイトーのプライズに入る、モーグリの電子メモパッド「モグルモグリモア」だそうですよ。

画面を切り替えると、モルボルさんちに来たばかりの頃の仔犬ヤマダのあざとい壁紙がっ。

こんなふうに絵や字をササッと書けるわけですな。
特に出力できるわけでも保存できるわけでもないようですが。

「ふぅん」とかなんとか言いながら吉田Pがカットインしてきました。

こちらの対談記事の話題に。
このRTで「吉田直樹氏」がTwitterのトレンド入りしてましたね。

吉田PのPK行為がひどすぎてだいぶバッサリカットしたらしいけどw

FFT放送の宣伝もちょこっとして、テスト放送は終了!

 

直前テスト放送

直前テストはモルボルさんの爽やかな笑顔から。

テスト放送が2回あるのは、1回目は諸々の機材が正常に繋がっているかを確認するため、2回目は放送用のURLで、一番声の届きにくいモルボルさんの声が届くかどうかを確認するため、とちゃんと理由があってのこと。

ゴッゴッゴッゴ…。
松野さんからお誕生日プレゼントのワインをもらったそうです。

コミュニティからはお祝いメッセージの詰まった2時間のBDが届きました。
詳細は開発ブログの記事でどうぞ。

吉P誕生祭2018! | ファイナルファンタジーXIV: 公式ブログ
ファイナルファンタジーXIVに関する情報をお届けする公式ブログです。

んで、どうやらめがねが水面下で撮った動画がどこかに紛れ込んでいるらしいので、どこかに私も映っているみたいヽ(・∀・)ノ

YOSHIDA PROJECT(プロジェクト吉田)と動画製作のお話
FF14の話題や日常などを取り扱うブログ。メインは「メガネ」系頭防具について。他にTips系記事も。

上記の記事にも載っていたザンギエフのエピソードもチラッと。コレね。

吉田氏:
あと格ゲーで言えば,昔AOUショー(現・JAEPO)に「ストリートファイターEX」が出展されたとき,出張にかこつけてプレイしに行って,ザンギエフを使って57連勝したってエピソードも……。その後,近くにいたスタッフの方に,「開発チームが戦いたいって言ってるのですが,お願いできますか?」って言われて,嬉しくて「もちろんです!」って。真剣にやって開発者の方3人を完膚なきまでに……そしたらリリース版でザンギエフがめちゃくちゃ弱くなってた(笑)。

内なる“怒り”が新生FFXIVを作った――不定期連載「原田が斬る!」,第6回は「ファイナルファンタジーXIV」吉田直樹氏に聞く,MMORPGの過去と未来(4gamer) より

弱くなってアレか?という声もあったのですが、AOUショーのザンギエフは立ちスクリューがバンバン入る状態だったのだそうで。
モ「さぞや楽しかったことでしょう」
吉「めちゃくちゃ楽しかった! …あれっ、こんな開発の方と対戦(してください)って言われたりするんだ、と思って嬉しくなっちゃって」
モ(頷く)
吉「全力でやっちゃって、もう開幕から半歩前に出てこうギャッて吸い込んでたんですけど。楽しくなっちゃったんだよなぁ…」

 

本放送

開幕トレーラー!
いやー、この冒頭のBGMゾクゾクしますねぇ。すんごい好きな奴。

今回は、このPLL開始と同時に全世界でトレーラー公開となりました。

パッチ実装日は予想通りでしたね。
新生始まって以来ではないかというほどの物量のチェックを行った模様。

 

パッチ4.3実装コンテンツ特集Part2

まずはパッチ4.3実装項目のおさらい。

 

ジョブ調整

暗黒騎士

・長い時間をかけて根本的な修正をかけなければならない部分もあるので、パッチ4.3で全ての要素が入るわけではない。
・威力上昇、防御強化、利便性の向上など。
・ダークアーツはまだまだ使う。

モンク

・ヘイト上昇を抑えられるようになる。使い所は考える必要がある。

・火力上昇。
・ヘイト上昇を抑えられるようになる。

黒魔道士

・エーテリアルステップの動き出しが速くなる。

学者

・ペットの使い勝手がやや向上。

占星術師

・攻撃魔法の詠唱が短くなっている。
・ライトスピードのMP軽減効果が25%→50%へ。
・アスペクトヘリオスの強化など。

 

蛮族クエスト

タイトーさんのプライズとしても登場したナマズオ。

サンプルをもらう時に発注個数を間違えたらしく、開発室にナマズオが120体もいるという事態になっていますw
後日、無事にもらわれていったようですよ。

ナマズオぬいぐるみについての御礼! | ファイナルファンタジーXIV: 公式ブログ
ファイナルファンタジーXIVに関する情報をお届けする公式ブログです。

さてさて、実機画面です。
アジムステップにナマズオの蛮族拠点ドーロ・イローができています。エーテライトも完備。

クエストはギャザラー・クラフター向けで、伝説の大鯰祭というお祭りを復活させるために、ナマズオ達に協力するといった内容になっています。

流し目イケメンのセイゲツさん。

モ「クッション性があるので、ストレスが溜まった時に」

そして登場したのは蛮族通貨と交換できるお神輿マウント。左端に目の死んでるナマズオがw

吉「これを課金にしないのがFF14の良心」

専用BGMもついてますよ!

ハウジング関連

ピクニックセットはデザイン応募作品ですね。

細部まで再現しています。

キッチン。

お掃除道具。

イローの置物。

豚ま…ボーズ?

コンビニでも販売できそうなクオリティ。

これが庭具の交流帳。ドードーの形をしています。

このオーナーメッセージも、ビジターメッセージも吉田Pのチェック用書き込み。

モ「あ、テストって書かないんですね」
吉「嫌いなんだよね、そういうの。実際プレイしている時にテストテストって書かないじゃん。気持ちを込めて書いたっていう想定で『すばらしいおうちですね!』って」
モ「なるほど。実際に使った感じを」
吉「それはだって、大事なのかなと」
吉田Pのこのプレイヤー目線でのチェックのエピソードはいいですね。RPGを作る人はこうであってほしい。

室内用はこちら。

コメントは、60コメントまで書けるようです。オーバーしたものは手作業で削除することになります。
いずれ、残しておきたいコメントに使えるロック機能を付ける予定。
連続小説やリレー小説を書く人もいるかも?

アクアリウムは設置できる数が増えます。ただし重ねられません。

アパルトメント・Sサイズ→6個
Mサイズ→8個
Lサイズ→10個

6月のゴールドソーサーフェスで、モンスタートスの家具(MGP交換)も来ます。
なんとこの家具、実際に遊べる上にMGPももらえてしまうらしい!

 

絶アルテマウェポン破壊作戦

ここからかー。しかも岩なども無い綺麗なステージ。

外周に触れると、ダメージすらないままリスタートになりました。

今回、クリアまでの戦闘時間は絶バハよりも短く調整されています。
難易度は、絶バハと比較すると、難しさの方向が違います。最初はわけがわからないと思います。

 

アメノミハシラ

Lv61~で挑戦できる新たなディープダンジョンです。

魔土器は、変身する3タイプ(マンティコア、サキュバス、クリブ)が無くなり、以下のタイプが増えます。

敵石化(一定時間で解除)は強力ですね。敵変化のマンドラゴラになっちゃうような感じでしょうか。
大部屋で活躍する魔土器になるようです。

お助けNPCも登場します。近くに行くとバフがもらえます。四聖獣奇譚に登場する瑞獣の皆さんですね。
(近くに寄ったらトラップ踏んじゃったとかあるのかな…ありそうだよな…)

魔石で蛮神召喚もできます。エフェクトは魔石システムがあったFF6のものになっているようですよ。

魔石は銀箱。各魔石1個までしか持てません。イフリートの他にタイタンやガルーダっぽいアイコンが見えますね。
吉「まぁここに表示されているのは3つですけどね。俺は知らんけどね」
蛮神が降ろされるのを阻止しているはずの光の戦士が、率先して神降ろしを行うのはどうなの?という辺りはシナリオで解決しているようです。

フロア効果も変わるんですね。

リクエストが来ていたマウントをここに入れたというのですが、なんでしょうね? レガリアではないらしい。(フェンリルバイクかな?)
なぜそこでこのマウントが出るのかということは、極限まで行き着けばわかるかもしれない、とのこと。

侵入口はオノコロ島エーテ近くのキュウセイさんから。

あー、今回もセーブデータは2つかー。もっと欲しかった!

内部は綺麗な床の部屋が続きます。
低層から巡回モンスターがいるので気をつけて。

とんでもない大部屋がありますですね…。ここは石化が強いらしい。
次のフロアへの転送装置が偽物だったりすることもあるらしい。

前回200層まで行ったメンバーともまた行こうねと話をしていますので、楽しみ! 風景見たいぞー!
もちろんソロでも挑戦するぞー!

 

その他のアップデート

楽器

追加された音色は笛。

こんなHUDも出せます。音ゲーかな?

次回は打楽器の音色が追加される模様。
あ、太鼓の音だったら、楽器苦手でもお知らせ代わりに鳴らしたりできるかな。
長押しするとフェイドアウトしていく機能も入っています。

 

色覚多様性設定

アクセシビリティ設定の一つで、色覚に偏りのある人向けに色調整ができるようになります。(PC Win/Macのみ)
色覚異常や色覚偏位と呼ばれる症状は、大きく分けて3つの型に大別され、その各型に合わせた色調整が行なえます。
各型で、さらに補正強度の調整など、自分の状態に合わせた見やすい色を探せるのは凄い。

色覚異常・色覚偏位は男性に多く現れる症状で、日本人男性では5~8%が、白人男性では10%がこれに当たると言われています。対象者は非常に多いのです。
ですからグローバル展開のゲームでは設定で見やすい色の組み合わせを選べるものもあります。スプラトゥーンとかね。
しかしここまで細かい設定ができるものはあまり多くはないのではないでしょうか。

というわけで、パッチ4.3で実装されたこの設定を、対象者に実際に見てもらいました。
自分でどんどん見やすいように調整してもらったところ、やはり私の普段見ている色とはだいぶ異なるなということがわかりました。
高難易度レイドではかなりプレイしやすさが変わりそうな気もします。
しかし、PS4で対応していないのが残念! どうか、対応をお願いします。

 

ザ・フィースト リージョンチャンピオンシップ

フィーストの大会が開催されることが決定しました。

なんとセミファイナルを通過したチームはファンフェスにご招待!
田舎のプレイヤーは東京ファンフェスに行くチャンスができましたね。
そして、我らがエレメンタルDCはアジア・オセアニアのプレイヤーも多いのですが、そこが勝ったら夢の東京ツアーか…。いやヨーロッパだって結構な距離あるよな。太っ腹。

 

ここで前半終了です。

休憩のお供はPAX EASTと松山FATEの振り返り。

男性版バニー装備の発表に歓声が。

松山FATE。

ジュースいいなぁ。

 

スペシャルトークセッション

後半は松野泰己さん(株式会社 ALGEBRA FACTORY代表、ゲームデザイナー)をお迎えしてのスペシャルトークセッション。

 

封じられた聖塔 リドルアナ

リドルアナ入り口をお散歩。

(松野さん談)

今回のリドルアナは解放までのクエストが長いです。最初は短くしていたのですが、少しボリュームを足してしまいました。
2.0で登場したダルマスカ兵の話を回収しなければなという思いがあって、「前廣、俺が回収するよ」と書いたのが始まりなのですが、実は2.xxシリーズの中には他にもいくつかあって、お話に詳しい人なら分かると思うのですが、エオルゼアの某場所にはダルマスカに関係する人がいて、「このネタも回収しにゃあかん」と僕は強く思いまして。
だけどなかなか劇場艇の話と絡めるのは難しかったので、ナチュラルな感じでその人と会って回収するというのを今回やっています。
吉「クリタワの(解放までの)評判が悪かったのは3連FATEがダメだったんです。待ち時間が長すぎたんです」

劇場艇の中にいる劇団員の皆さんの心境変化というのも、操作がフリーになった時に用意しているので、時間があったらぜひ見ていただきたいと思います。
吉「あそこはフラグが進行してしまって次のセリフに行くともう見れないから」
ただ、今回集まってレイドダンジョンをクリアしようとしている人達を見ていると、21時に集まってダンジョンに挑戦できるのは何時だろうって考えると…ごめんなさい!

吉「今回メインクエストからチェックをしていたんですけれど、その後で見た時の衝撃。もう何も言えないくらい完璧にできてて、どっちがメインクエストだよって。君らは何、松野さんに怒られるのがそんなに嫌かと」
怒ってないよ!
何よりも今回は難易度。ハシュマリムが全部ハシュマリム?
吉「確かに前回ハシュマリムは一番難しかったかもしれない。あれはアイコンではなく、絵を見て遊ぶバトルになっているじゃないですか。あれが良かったのは確かに良かったので、今回は絵を見て遊ぶものが多いですよね」
いい感じに面白い。その代わりに初見はクリアできない可能性も高いんじゃないかなって僕は思いました。
吉「初日はまずじっくりシナリオやセリフ回しを楽しんでもらいたいかな。僕としては」

(今回新登場のアウラのキャラクターについて)

とある役目を持ったキャラクターが欲しくて、最初既に登場しているNPCを使わせてくださいと言ったら、メインクエストでいろいろと役割があって全部NGで、「いっそのこと新キャラを作りますか?」という話を織田さんとさせてもらいました。
僕あんまりララフェルとか使わないのでララフェルはどうですかと聞いたところ、かぶるのでダメですと言われ、織田さんの意向でアウラになりました。

作ってくれと言われたので作りました。松野の趣味というよりは、男性女性にバランス良く受けるんじゃないかなというつもりで作っています。僕の好みかと聞かれたら7割くらい…?

 

ここからはQ&Aです。フォーラムのまとめに補足を追記しています。

Q: リターン・トゥ・イヴァリースの開発裏話が聞きたいです。

A: この質問のために、放送直前に開発経緯をまとめた資料を急遽作成しました。そちらをご紹介します。

最初の新年会での打診では、オメガのシナリオを自由にやっていいですよという話だったのですが、その後すぐにやっぱり24人レイドでお願いしますという話になりました。

 

Q: 昨年の14時間放送にて、「アグリアスを出してほしいと言われたら、出さないかもしれない」という発言をされていました。
それ以来、一度も出してほしいとは言っていません。アグリアス、そろそろ出ますか?

A: ラムザとアルマは皆さんご存知のとおりFFTに登場する同名のキャラクターとは別人で、
リターン・トゥ・イヴァリースにFFTのキャラクターは登場していません。
仮にアグリアスを登場させる場合、FFTのキャラクターをFFXIVの世界観で再現するためには、専用のグラフィックを用意する必要があり、コスト面でのハードルも高くなります。
しかし、皆さんが望んでいるのは、ヒューランのモデリングで再現されたアグリアスではないと思いますので……。

松「じゃあ出さないのと言われると…」
吉「あ、おっおおおっ(制止)」
松「天の邪鬼だからね、出すなと言われると出したくなるかなみたいなね」
予算の問題なので、松田社長に直談判しなければならないかなと言う松野さん。Mちゃんの名前もぶっ込んでいくスタイルw

 

Q: プリマビスタの劇団員はみんな個性的で気に入っています。今後彼らが活躍するサイドストーリーを追加する予定はありませんか?

A: サイドストーリー追加の予定はありません。しかし、彼らのセリフは進行度で変わりますので、そこでできるだけバリエーションを増やすようにします。

4.1の最後の方から4.3を見ていただきつつ、第3弾までやっていただくと、実は…というのが見えてくるキャラクターもいるかもしれません。

 

Q: 失われた都ラバナスタは、楽しいギミックが満載でした。次のリドルアナではどんな仕掛けが待っているのか少しだけ教えてください。

A: バトルやギミックに関しては、私も皆さんと同じ光の戦士の一人としてプレイしています。
この質問は吉田さんから答えていただきましょう。
吉田:ルート分岐はありませんが、移動ギミックは多めです。
今回はボスのギミックがかなり凝っているので、楽しみにお待ちください。

吉「ここまで来てこれやらされんのか、みたいなのは僕はちょっと楽しみ」
(算数のお時間ですね…。今回の担当はMr.オズマの中川さんのようです)

 

Q: FFXIIファンとしては、ヤズマットと戦いたいです! ボスとして実装してくれませんか?

A: う~ん、もう完成しちゃいましたからね……。

松「入れれば良かったですね」
吉「入れれば良かったっすねー。残念だなー」

 

Q: ボスとして登場するモンスターはどのように決めているのですか?

A: 登場させるボスは、全体プロットの段階ですべて決めています。
ちなみに、ボスモンスターのデザインを担当されている雨宮監督は、原作やファンの声をとてもよく研究してデザインを制作されています。
今回も雨宮監督デザインのボスが登場しますので、ご期待ください。

FF12のデザインからも選んだ方がいいだろうということと、あと僕の好みで決めています。
「場所違くね?」というのが何体かいますけど、すみません僕の趣味です。
雨宮監督は、FFTがなんなのかとか松野がなんなのかとか、全部調べていただいて、かつユーザーさんの期待も全部汲んでデザインしていただいているのが凄いなと思いました。
吉「あれは本当に凄いっすね。い・ろ・は・に・ほ・へ・と、6~7案くらいは必ず来る」
モ「一つのものに対してですか」
吉「そうそう。雨宮さんはAとかBじゃなくていろはにほへとのパターンで来るんで、『ろの頭のここらへんがいいですよね』って(松野さんとやり取りをして)」
第3弾のボスもとっくの昔にデザインが出来上がっているのでお楽しみに!

 

Q: リターン・トゥ・イヴァリースのストーリーやダンジョンで、「これはまだ気づかれてないな」という仕込みネタはありますか?

A: 皆さん気づいているので、たぶんないと思います。

 

Q: ラムザの髪型やアルマの装備かわいいです。プレイヤーにも開放してほしい!

A: 私も欲しいです。吉田さんへリクエストしましょう。
吉田:いずれ検討したいと思っていますので、ここではリドルアナの報酬装備をお見せしますね。

 

Q: FFTのようにグリッド式で移動するシミュレーションRPG的なギミックを入れてほしいです!

A: 吉田さんに聞いてみましょう。
吉田:グリッド式は難しいかもしれませんが、先日皆川裕史から松野さんが作成したFFT開発資料を預かりましたので、ここでご紹介します。
これほど緻密な仕様書をプランナーが作成することは驚異的なことです。

UI上のカーソルの遷移の指定。

斜めや高さの概念。

吉田明彦画伯のボム。

 

Q: リターン・トゥ・イヴァリースはFFTとFFXIIの要素がたくさん盛り込まれていますが、今後FFTAの要素が追加される予定はありますか? あと、FFTAの続編も待っています……。

A: 続編についてはスクウェア・エニックスの松田社長にリクエストしていただくとして、
FFTAの要素は……どうでしょうか。なにかのポンポンの色は青にしてくださいとお願いしました。
ちなみに、FFTAに関しては、私はプロデューサーなので、ディレクターを務めた村澤祐一さんのゲームだと思っています。
吉田:ちなみに、彼は現在FFXIVの開発チームで活躍しています。

 

Q: 松野さんの作品は、プレイヤーの心に響くストーリーとセリフに溢れていると思います。
ストーリーやセリフを考えるときに意識していることはありますか?

A: 最近はボイスが付くことが当たり前になってきているので、声に出して読んで違和感がないかどうかを重要視しています。
一方、ボイスがあまりなかった時代は、漢字とひらがなのバランスなど、表示される字面を大事にしていました。
「“家畜に神はいないッ!‟というセリフはどのように思いつくのですか?」という質問を受けたりもしますが、
しだいにキャラクターが自然と動き出してセリフが出てくることがあり、
このセリフもアルガスというキャラクター自身から生まれたものだと感じています。
自分で頑張って捻り出す場合もありますが、そういうセリフはあまり評価されなかったりします(笑)。

松「ディリータの『恨むなら自分か神様にしてくれ』っていうのも全然思い入れなくて」
松「アグリアスの『私はおまえを信じる!!』もアグリアスの性格からすれば極めて普通なんですけど、引っかかってくれるっていうのは何かがあるんだろうなと思うんですよ」
松「『ムスタディオをやっつけろ♥』は狙って書いた」

 

Q: これまでに影響を受けた小説や演劇、ゲームなどを教えてください。

A: 私が子供の頃はまだゲームがなかったため、主なエンターテインメントは小説や漫画で、星新一さんや司馬遼太郎さんの作品はよく読みました。
演劇に関しては、舞台を見る前から読んでいたこともあり、シェイクスピアには影響を受けたと思います。
また、上京した頃は小劇場ブームだったこともあり、野田秀樹さんや鴻上尚史さんの舞台はよく見ていました。

ゲームも限られた制約のなかでどう魅せるかという意味では、演劇に似ていると思っていて、
とくにハード性能が限られていたころは演劇を意識してゲームを作っていたと思います。

吉「松野さんの作品って、シーンシーンが演劇っぽいですもんね」
松「ベイグラ(ベイグラントストーリー)ん時も同じで、マップを作れる人数も少なかったので、草原の中に一本の木があるシーンがあって、そこでいかに話を回すかっていうところから考えているので」

 

Q: ゲームを制作するうえで、もっとも大切にしていることはなんですか?

A: プレイヤーとしての感覚を大事にしています。
遊ぶ人にとって「このストーリーはどう感じるのか」「どんなUIなら使いやすいか」といったことを意識します。
また、私自身3D酔いしやすいので、3D酔いしにくいような作りは心がけています。

 

Q: ストーリー以外に関して、FFXIVで良いなと思うところはどこですか? 
いつも吉田Pがタジタジになっているイメージがあるので、たくさん褒めてあげてください!

A: グラフィックをはじめ、褒めるところはたくさんあります。
ストーリー関連になってしまいますが、3.Xシリーズでアルフィノが自信を喪失してしまうシーンはとても好きですね。
そのシーンは吉田さん自身が書いたと聞いたときは、それはもう、たくさん褒めましたね。

吉田:FFXIV開発チームの中でも、アルフィノに一番思い入れがあるのは私だと思っています。
そのため、アルフィノのセリフに関しては、「こうしてほしい」ではなく、具体的に「このセリフで」と指定することが多いかもしれません。

吉「ただ、あの『エンタープライズ発進!』を書いたのは前廣です」
松・モ「wwww」
吉「いやでもあれは屈指の名シーンだと思っていて。あれがあるから今でも語られる」

 

Q: 吉田Pに物申したいことはありますか?

A: 「禁断の地 エウレカ:アネモス編」でパズズと戦っているとき、プレイヤーが密集した際にパーティメンバーが表示されないことがあり、
ターゲットしにくいなと思っていましたが、それはパッチ4.3で調整されるらしいので、物申したいことはあまりないです。
あえて挙げるなら、エウレカ内のショップだけでいいので、EX属性アイテムを売却する際に
「はい/いいえ」のメッセージを表示させないようにしてほしいなぁ、というくらいですね。

吉田:パーティメンバーの優先表示については、実装前に不具合が見つかったため、パッチ4.3時点ではエウレカのみでの実装となります。
それ以外のパブリックフィールドなどへの対応は順次進めていきますので、ご了承ください。

 

Q: リターン・トゥ・イヴァリース以外でFFXIVの開発に携わるとしたら、作ってみたいコンテンツはありますか?

A: ダルマスカの解放戦線のようなストーリーがあれば、思い入れがあるので機会があれば作ってみたいです。

吉「それはお話ですか。それともコンテンツとしてゲームデザインする?」
松「あー、いやお話でいいかなー」
吉「ちょっとー、それすげぇ大変なんだけどー」

お話だけでいいなら紅蓮秘話にしませんか?という流れに。

 

Q: 今もっとも注目しているゲームはなんですか?

A: たくさんありますが、ファンとして最も楽しみにしているのは「レッド・デッド・リデンプション2」ですね。

Red Dead Redemption 2 - Rockstar Games
Developed by the creators of Grand Theft Auto V and Red Dead Redemption, Red Dead Redemption 2 is an epic tale of life in America’s unforgiving heartland.

 

Q: 以前美味しそうなベーコンエピを作られていたのを見て、料理の腕も素晴らしいと思いました。
松野さんがFFXIVに実装してほしい現実の料理はありますか?

A: FFXIVの料理はいつも美味しそうだなと思っています。
和食も充実してきたので、サベネアのお話に絡めてエスニック系料理を増やしてほしいと思っています。

 

Q: 松野さんにとって、仕事へのモチベーションの中でもっとも大きなものはなんですか?

A: プレイヤーの皆さんからの反応ですね。
プレイヤーさんの声は、批判も含めてとても力になります。

これを受けたわけではないんですが、先日リドルアナを解放しようとしていてつぶやいた一言に、即座にお返事をいただきまして…(゚д゚)ビックリシタ
ありがとうございます。ベイグラントやってた頃の私に伝えてやりたいです。
クエストもNPCセリフも全部見ましたが、膨大過ぎてフォルダがえらいことになりました。楽しかった!

 

Q: もし吉田PにFFXIVのディレクターをやってほしいと言われたら、受けますか?

A: 受けませんね。シナリオなどでお手伝いするくらいがちょうどいいなと思っています。

松「受けたとしたら、今の若手の中に優秀な方がたくさんいるので、その中から次のディレクターを」
吉「ちょっと待ってください。それこないだのどっかの放送で某室内が答えたのと同じ回答っすよ」

松「あとは属性戻していいんだったらやるかも」
吉「やるんだったらさ、FF14以外の何かを。いずれやれたらいいな」

松野さんのコーナーはここまでです。

 

お知らせコーナー

ファンフェスのヨーロッパ会場が決まりました。

6月と言えばE3ですよー。睡眠時間ぐっちゃぐちゃになる時期ですね!

スクエニ新作目白押しとなる予定のショーケースの中に、FF14も入っているそうです!
吉「見た方がいいと思います僕。ま、なんでとは言わないですけど」
(5.0情報チラ見せ来るのかな? 何かの新規タイトルと連動企画とかかな?)

オケコン海外もね。

アカデミー賞の会場となっているドルビー・シアターのレッドカーペットをコスプレで歩いてしまおう企画!

詳細はコチラ。
光の戦士たちに捧げる、ハリウッドのレッドカーペットイベント!(公式ブログ)

 

次のFATEは京都! しかも祇園祭の時期なのでは…宿取れないのでは…。

詳細はコチラ。
「Full Active Time Event in KYOTO」7月16日(月・祝)開催決定!

FFT放送はやはり真夜中のおっさんパートが面白かったw

毎度お馴染み朗読会。

プライマルズ!

紅蓮のサントラも出るよ! 100曲以上あるよ!

今日のPLLはここまで。お疲れ様でした!

 

これまでのPLLまとめはコチラ
FF14関連グッズ紹介はコチラ

 

 

おまけ THE PRIMALS宣伝

祖「THE PRIMALSが『THE PRIMALS』を出します!」

メンバーの平均年齢が40代後半というおっさんバンド、THE PRIMALS。
アラフィフがやるような音楽ではなかったため、全員がレコーディングのチェックの途中で止めたいと言ったCDです。
吉「それ宣伝になってなくない?」
それだけロックしてます!

サラリーマンが頑張って曲やゲームを作っていたら、凄いメンバーが集ってCDデビューすることになり、挙句の果てにZeppツアーまでできることになりました。
光の戦士の皆様のおかげです。
今回のCDは初回特典は何もなし。音だけで勝負です。

タイタンのPVを紹介して締め! 名古屋のライブ行きますよー!

これで本当におしまい。遅くなりましたっ。

コメント

  1. キャス・コッチャ より:

    ゴッゴッゴッゴ…でふいたw

    メッセージブックのチェックでテストテストって書かないっていうお話、イイよねー!こういう気持ちを持っていてくれるのが
    今のXIVの根っこの部分にあるんだろうなーって思いました。ちょっとジーンときた。
    ゲーム作りの事は詳しくないけど、松野さんの仕様書はすごかった~。たたき上げでやってきたからこそできる芸当なのかな。

    イヴァリースも他と同じ3部作だよね?あのボリュームでつぎでちゃんと終わるのかな?w
    大事そうなセリフとか私も撮ってあるので、ゲーム内の説明ももう一回読んでおこう。

  2. あるひゃ より:

    >キャスさん
    テストプレイのお話はいいよね。
    テストっていう定型文を書くだけだと、文章の変換とかスペースの取り方とか、「こうだったらいいのにな」って気付かないことも多いだろうから、やはり大切にしてほしいポイントだよね。
    松野さんの仕様書は、プロが見てもかなり細かくキッチリ書かれたものだったらしいよ。
    ジオラマや映画作りもなさってたみたいだから、発想をビジュアル化して伝えるのが上手いのだろうな。
    イヴァリースもボリューム多くて画像フォルダぎっちぎちになっちゃったし、次でどう落とし込んでくるんだろうね~。

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